若年者xコロナ5 〜最後は家族〜
こんにちは、黒メガネ院長です。
前回は認知バイアスについてお話ししました。
kuromeganeincho.hatenablog.com
認知バイアスは結果的に合理的でない判断をしうるのでした。
しかしながら私は認知バイアスの下でも合理的な判断を下すことはできると考えています。
その方法は、自分だけでなく周りの皆を助ける
という視点を持ってもらうことです。
そもそも認知バイアスによる合理的でない判断は、科学的に正しいという理論ではなかなかその判断を覆すことは難しいです。
記事は少し前なのですが、若年者に行ったアンケートで、誰に勧められたらワクチンを打つことを考えるかという問いに対して、家族と言う答えが最多であったようです。(1)
持病のある家族や高齢のおじいちゃん、おばあちゃんを守ると言う、
自分以外の誰かのためになると言う視点からの説明で、
認知バイアスがある方にも胸に刺さるためではないかと考察します。
日本ではすでに多くの方が自分以外の周囲の皆も助けるという視点を持っているからこそ、
ここまでワクチン接種率が上がっているのだと思いますが、
今一度ワクチン接種に悩まれている方には考えて欲しいなと思います。
感染前の日々を取り戻すために一役買おうじゃないかと
ワクチン接種に積極的ではないまでも、理解してもらえる人が少しでも増えることを望んで、このシリーズを終わりたいと思います。では。