薬はいつ飲むの?
こんにちは、黒メガネ院長です。
よく受ける質問で、『解熱鎮痛薬はコロナワクチン接種後何度まで熱が上がったら飲めばいいですか?』というものがあります。
コロナワクチンの副反応として、発熱の他にも接種部の痛み倦怠感などがありますが、
解熱鎮痛薬は発熱以外の痛み、倦怠感などの症状にも有効です。
なので私は『38度以上あるならもちろん飲んでいいし、それほど熱がなくても熱っぽくてしんどい時、痛くてしんどい時、だるくてしんどい時は薬を飲んでください』と説明しています。
薬の種類はアセトアミノフェンは小児や妊婦さんにも安全に飲める薬として推奨されています。
NSAIDsは消炎効果は強いですが、15歳未満の小児、妊婦、腎機能が低下している方は飲めません。
授乳中の方はNSAIDs内服しても問題ないとは言われていますが、それでも子供への影響を心配される方にはアセトアミノフェンが安心ですね。
さて、副反応が心配だからワクチン接種前、または症状が出る前に薬を飲もうと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
かくいう私もワクチン接種後、症状が出る前に薬を飲んでました。
これは作られる抗体量が減ることが懸念されており推奨はされていないようです。(※抗体が作られないわけではありません。)
ただ皆様にも生活があります。
家で休んでる時間はないという人もいると思います。
何事もバランスが大事だと思いますので、私は自分の生活ができる範囲内で症状が収束するのが良いと考えています。
なのでしんどかったら薬を飲んでくださいね。
では。