注射はなぜ痛い?
こんにちは、黒メガネ院長です。
コロナワクチン接種前によく聞く質問。
『痛いですか?』
気になりますよね。
最近は注射に慣れていない若い方も接種が始まっており、ここで簡単にお話します。
痛みは感じる場所って実は決まっているのです。
筋肉注射でいえば2箇所。
①皮膚の痛点
②筋膜(筋肉を覆っている膜)
となります。
この2点が針を刺す刺激、そして薬を注入するときの刺激で痛みとなって感じます。
ワクチンを接種する側の人情として、少しでも痛みをなく摂取してあげたいと思います。
そこで私が行っている方法として、皮膚の痛点を避けて注射をしています。
皮膚の痛点は1cm2辺り100-200個も存在すると言われています。
試しに爪楊枝で皮膚をつついてみて下さい。
特に痛いところ、ありませんか。
同時に痛みを感じないところもあるのではないでしょうか。
痛点を避けて注射することで、①による痛みは軽減できる可能性が高まると考えています。
また
細い針を使うこと(ただし筋肉に到達させるための十分な長さがあるもの)
皮膚に対して垂直に刺すこと
も①による痛みを軽減させる対策だと思います。
ただし②による痛みはどうしようもないので、結果痛いと感じられる方もそれなりにいるのが現状です。
痛かった方、ごめんなさい。orz